この記事では、観葉植物の土がカビる原因と、観葉植物好きの30代ぶどう夫婦が実際に体験したことを踏まえて効果的な対処法を紹介します。観葉植物の土にカビが生えている原因や、これを防ぐための方法を知りたい方におすすめです。
土の上に白い卵のようなものがあったら要注意
我が家のモンステラ、植え替えをしたのですが、ふと気が付くと土の上に何やら白い卵のようなものが!そういえば、この鉢、コバエが群がっていたことを思い出しました。これは、もしかして、コバエの卵か?!と検索してみることに。どうも「白絹病」というカビ菌の一種とのことでした。
観葉植物の土がカビた原因と対処法
我が家には、いくつか鉢があるのですが、同じ場所に置いてあり同じように水やりをしているのに、その鉢だけがカビが発生し、コバエが舞うという悲惨な状況でした。
なので、その観葉植物の土だけがカビた原因を他の物と比べて考察してみました。
①有機質な土を使用していた→極力無機質の土を使う
この鉢を植え替える際に使用した土、それは家に余っていた、有機肥料たっぷりの家庭菜園用の土でした。カビは有機物が腐敗したものにつきやすいので、おのずとカビを引き寄せていたみたいです。
②植物の大きさと鉢の大きさが合っていなかった→植物に合ったサイズの鉢に変更
植物がさほど育っていないのに、家に余っていた大き目の鉢に植え変えていました。そのことで、植物の根が与えた水をおそらく吸いきれず、土が常に湿った状態でした。他の鉢は2週間ほどで土が乾くのに対して、この土だけは常に湿っているような状態でした。危うく根腐れするところでした。
③腐敗した有機物を放置していた→土の表面は綺麗に保つ
土の上には、枯れた葉や茎などが残っていました。こういった植物の残骸も菌にとっては美味しい餌になっていたようです。
④ウォータースペースを深くとりすぎた→適度な土量を入れる
土の量が足りなかった為、ウォータースペースが深くなっていました。そのために土表面が蒸れやすくなっていた可能性があります。
以上が我が家の鉢の土にカビが発生した主な原因だと考えられます。有機質な土を使用していたり、常に土が湿った状態の方は、要注意です!
観葉植物の土がカビるとどのような影響があるか
カビ菌に感染すると、植物が腐って枯れてしまうことがあるようです。特にこの白絹病は、強い菌なので一度発症すると完全に取り除くのは困難とのことでした。
観葉植物の土がカビた時の対処法
観葉植物の土がカビた場合、以下の対処法が効果的です。
土を交換する
カビは一度生えるとなかなか取り除くことが困難な為、新しい土に交換した方がよさそうです。実際に、私も、目に見えるつぶつぶを除去してみたり、土を乾かしてみたりしましたが、気づけば再発していました。
室内の観葉植物におすすめの土
- 濡れると色が変わるから、水やりのタイミングがわかりやすい
- たい肥を使わないから、虫がよりつきにくい
土の表面には無機質のものを入れる
土の表面には、赤玉土や鹿沼土などの無機質のものを5cmぐらいかぶしておくことも有効です。チップ材は、土の乾燥を防ぐものなのでカビが湧きやすくなる可能性があるので注意が必要です。
鉢を消毒する
せっかく土を入れ替えても鉢に菌が付着していると再発してしまうので、鉢は綺麗にアルコールなどで殺菌してから使用しましょう。
以上、実際に我が家で起きた体験をもとに、観葉植物の土にカビが生える原因と対処法をまとめてみました。
実は、上に述べたカビの発生要因はコバエも発生させてしまうことがあります。コバエも発生している!という方はこちらの記事もおすすめです。